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【瞬時電圧低下(瞬低)】 > 印刷ページへ
 瞬時電圧低下(瞬低)とは
瞬時電圧低下の主な原因は、雷です。雷が、送電鉄塔などに落ちた場合、大きな故障電流が送電線に流れます。
送変電設備では、この故障電流を検出して故障区間を切り離すことにより停電を防いでいます。しかし、この落雷の発生から故障区間の切り離しまでのごく短時間に、停電には至らないものの電圧が一時的に低下します。
この電圧の低下を瞬時電圧低下(瞬低)と呼びます。
 瞬時電圧低下と停電の違いは
停電は、字の通り電気の供給が完全にストップした状態で、例えば、照明が完全に消えるなどして、はっきり解ります。
一方、瞬時電圧低下は、ごく短時間0.07〜2秒間という瞬間的に電圧が下がり、例えばライトが薄暗くなる現象です。
この電圧の低下は、気づかないくらい短い間に発生し、回復している場合はほとんどですが、電圧に敏感な機器にとっては大問題です。
 瞬時電圧低下の影響を受けやすい機器とその対策
電圧低下の影響
設 備 適用箇所の例 影 響
1 無停電形CVCF電源装置(バッテリ付)がないコンピュータ ・工場のプロセス制御用コンピュータ ・10〜20%以上の電圧低下が0.003〜0.02秒継続すると計算ミスなどの防止のためコンピュータが停止する。
2 マグネットスイッチを使用しているモータ ・工場モータの大部分 ・50%程度以上の電圧低下が0.005〜0.02秒継続するとマグネットスイッチが動作しモータが停止する。
・モータ停止により生産が停止する。
3 サイリスタ等を使用している可変速モータ ・一般産業用モータ
・エレベータ
・浄水場、下水処理場のポンプ用モータ
・20%以上の電圧低下が0.005秒〜0.03秒継続するとモータが停止する。
・モータ停止により工場の操業、エレベータ、水道などが停止する。
4 短い時限の不足電圧リレーを接地している受電設備
(分散型電源、いゆるコ・ジェネレーション設備のお客様も該当します)
・不足電圧リレー(UVR)の動作時間が短い場合停止する。
・生産が停止する。
(受電用UVR:全停)
(一般の機器のUVR:部分停止)
5 高圧放電ランプ ・スポーツ施設、店舗道路等の照明 ・20〜30%以上の電圧が0.05〜1秒継続すると消灯する。
6 ・パソコン
・ワープロ
・ワークステーション
・10〜30%以上の電圧が0.01〜0.1秒継続するとデータが消滅する。
・ハードディスクに書き込み中、瞬時電圧低下があると、ハードディスク内の全データの読み書きが不可能になる。
対処方法
1
・停電対策(同時に瞬低対策となる)
 無停電型CCF(バッテリ付き)電源装置を設置する。
・瞬低対策
2秒まで 電源部の直流部分に小容量の電池を接続する。
0.2秒まで 直流安定化電源のコンデンサ容量を増やす
2 ・マグネットスイッチを遅延釈放式やラッチ式等に変更し、製品や機器保護面へ影響を及ぼさない範囲で瞬時電圧低下時のマグネットスイッチの動作を遅延させる。
3 ・モータの制御方式を電圧低下時、サイリスタ順変換器(コンバータ)または逆変換装置(インバータ)をロック状態とし、電圧が復帰した後、自動的に正常運転にもどす瞬時電圧低下対策付きとする。
・マグネットスイッチを使用している場合は、上記の対策も行う。
4 ・製品および機器保護面への影響を及ぼさない範囲で不足電圧のリレーの動作整定時間を延ばす。
・コ・ジェネ保護用は、瞬定時間以上の限時とする。
5 ・瞬時再点灯形に切り替える。
6
【ハードウエアによる対策】
・停電対策(同時に瞬低対策となる)
レジューム機能(内蔵電池によるデータバックアップ機能付きパソコンの使用
小容量UPSの使用
小容量UPSが安価で市販されており、これを使用する
・瞬低対策
 直流安定化電源に簡易な瞬低対策を施す。
2秒までの瞬低対策 電源部の直流部分に小容量の電池を接続する。
0.2秒までの瞬低対策 直流安定化電源のコンデンサ容量を増やす。

【ソフトウエアによる対策】
・プログラムにオートセーブ機能がある場合はこれを活用する
・オートセーブ機能が無い場合は、一定時間ごとにセーブする慣習をつけていただく。
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